日本工芸館は昭和25年に大阪市北区堂島に残存していた江戸時代の米蔵を改造して開館しました。現在の浪速区難波中へは昭和35年、開館10周年を記念して新築移転、大阪府下四番目の私立博物館として開館しました。建築家 浦辺鎮太郎氏の設計による鉄筋コンクリート造3階建の建物は城郭をアレンジした個性的な外観から平成29年に大阪市より都市景観資源にも登録され、親しまれて参りました。築58年が経過し、老朽化が進行している事から全館建て替え工事に取り組む事になりました。
新たな日本工芸館設立の準備に入る為、平成30年5月31日(木)をもって休館させていただくことになりました。
伝統工芸の技術向上および民芸品の普及活動の一環として毎年11月に開催している日本民芸公募展は、五十年以上にわたり開催しておりましたが、建て替え工事期間中は休展とさせていただくことになりました。
何卒ご理解をいただきますようお願いいたします。
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